Road to Tokyo〜2007年東京世界選手権を目指して

●ユニバーシアード

大学生・それに準じる選手による総合体育大会で規模としては五輪ちっくですが、冬季大会となるとどうしてもシーズン中なので他の国際大会優先という人も多く、一線級はそれほどエントリーしてきません。めぼしいとこで200-2003シーズンの荒川選手、2004-2005シーズンの高橋選手というとこ。なので今季ワールド代表を2人とも派遣した日本って画期的だなと思いました。男子高橋選手1位、織田選手2位、神崎選手7位。この辺は順当として、女子鈴木明子選手1位という事で世界代表でも四大陸代表でもない鈴木選手の優勝はシニア日本女子の層の厚さを見せつける結果となりました。

●冬季アジア大会

4年に1回の開催は五輪と同じですが、総合競技会としては歴史が新しく2007年は第6回大会になります。スポーツの世界は中国・日本・韓国とそれ以外という位置づけのため他の地域と比べるとスポーツ振興・発展に意義がある大会かと思います。前回大会は日本、青森開催、女子荒川選手・村主選手・中野選手の台独占。男子も本田選手の優勝でした。一線級が出ない印象でしたがIOCの通達もあり比較的今季はスピードスケートもフィギュアも一線級が参加しました。
女子中野選手・村主選手と1,2位、澤田選手5位。男子は中庭選手3位と表彰台を確保しました。小塚選手4位。普通にやれば台独占だったのですが、採点がね・・・・(笑)ペアはシェン・ツァオ組が圧倒的な勝利、ダンスは渡辺・木戸組の圧勝のはずが僅差の優勝でした。この大会でC・リーが引退との報道がありました。

●四大陸選手権

欧州選手権との同格の大会にしたいという位置づけで8年位前に新設された競技会ですが、ユーロに比べて開催地ハンデが大きく、同格まで引き揚げるには開催時期の調整などが必要な大会かと思います。獲得ポイントが大きいののと国内選考でワールド代表の決まる選手層の厚いアメリカ・カナダ・日本は世界大会代表と分けて派遣する傾向があります。今季に限り北米勢はワールド代表をそのままぶつけてきたので日本勢には辛い試合運びになったのとアジア大会からの連戦だった選手は軒並み調子が悪かったです。その中で結果を出したシェン・ツァオ組はやはり自力が違うのかなと思いました。本当一流のスケーターの調整能力は素晴らしいです。
日本勢は女子澤田選手4位でアジア大会とは逆で一人だけEX参加、恩田選手フリー4位だったものの総合6位、村主選手SP後棄権。男子神崎選手7位、中庭選手フリー5位で総合8位、南里選手は12位でした。
尚客の入りが芳しくなく、来季の開催地は未だに決定していません。

●世界ジュニア選手権大会

7/1の時点で13才〜18才までの選手が参加出来ます。日本でいえば条件つきながら大学1年生まで参加出来ます。又シニアのGPに参加している選手が年齢に合えば世界大会のみジュニア枠で出てきたりと融通がきいたりします。ジュニアに関しては早くから難しい事を教えがちな日本勢が結構強く、優勝こそここ最近の記録ですが台確保は常連でした。またランキングポイントの獲得が大きいのでこの競技会でJGPでの得点が大きい選手は来季のランキングでいきなり10位台からスタートしたりというのがあります。ジュニア大会で台確保出来る選手はシニア初年度で優遇されているという側面がある一方、シニアで結果が出ないと以降のGP派遣が難しくなったりというのがあります。
今季に限り日本勢はやや低調で久し振りの台逃し、EX参加なしとなりました。あ、水津選手だけは出られるのかな?今季に限り、力のあるジュニア年齢の選手が早々にシニアに移行して、これより下の世代がまだノービスなので隙間世代という印象です。とはいっても無良選手は充分戦える選手の筈なんですけどね。女子の武田選手はまだジャンプを3つしか持っていないのでスポーツとなると他力での上位伺いという側面があって難しいかったかなと思いました。